2015/10/17の朝、KDDIから「通信量が6.50GBを超え通信速度制限が迫っています」とショートメッセージが来ました。
たしかに iPhone 6s を買ったばかりだったので色々ダウンロードはしましたが、それほど使い方が変わったわけでは無いです。この月は出張があり、リモートでサーバメンテナンスなどを行う予定があったので通信できない(極端に遅い)のは困る。そこで、泣く泣く通信容量追加(+1,000円)を行いました。
日頃、出先でテザリングを使ったりはしますが、月の中旬での通信速度制限ははじめてでした。これじゃあ、イカン!ということで通信量削減を思い立ったわけです。
通信量削減の結果
まずは、削減の効果から。2015/10の LTE 通信量は、「9.26GB」でした。月間の上限値が、7GB なので。余裕でアウトです。容量追加は、1GB しかしていないので、それさえも超えてますね><
そして奮起して節約したところ、2015/11のLTE通信量は、なんと1/20 以下の「0.40GB」になりました!
節約のために実施した方法は以下です。
通信量節約の方法
iPhone 6s を au 回線で使用しています。日頃は、家と事務所の往復で、双方に Wi-Fi があります。LTE 通信は、通勤中や出先、そしてPC用のテザリングで利用します。重めのダウンロードは、Wi-Fi のみで行うようにしていました。
節約の方針は、当然ながら無駄な通信を削ります。ただ、無理な節約は長続きしないので、ストレスの無い範囲で行いました(通勤中は一切通信しない、とか無理なのでやらない)。
1.「Wi-Fiアシスト」を Off に
まず、「モバイルデータ通信」-「Wi-Fiアシスト」を Off にしました。
これは、iOS 9 で追加されたもので、Wi-Fiの接続状況が悪いときにモバイルデータ通信を利用する機能です。一見良さそうな気がしますが、恐ろしいのが、家や事務所などで Wi-Fi で接続しているつもりで動画やら重いコンテンツのダウンロードをしていても、電波状況によっては LTE が使われている場合があるということです!
実際、機種変したばかりなので、通信自体は頻繁にしていたのですが、Wi-Fi環境だから大丈夫だろうと気にしていませんでした。デフォルトでは On になっていたので、おそらく知らない内に LTE に切り替わっていたものと思われます。。。
2. アプリの「モバイルデータ通信」を Off に
「モバイルデータ通信」にて、アプリの LTE 通信を Off にしていきます。
私の場合、通信容量を食っていたのが下記のアプリです。
特に、「JUMP BOOK」と「Podcast」「ミュージック」はコンテンツをかなりダウンロードしました。もちろん、アプリの設定では、Wi-Fi 環境でのみダウンロードするように設定していました。ですが、上記の「Wi-Fiアシスト」のせいなのか、GB 単位の通信量が記録されていました。元栓を締める意味でこれらは、Off にしました。
Safari は見るコンテンツによりけりですが、Twitter は、広告を自動再生にしていたせいでそこそこ通信量が発生していました。Twitter を常に見る必要は無いので、これも Off にしました。
電車の中での移動時は、Podcast を聞いたり、Kindle で本を読んだり、Wi-Fiでダウンロードしたコンテンツを見るようにしています。
どのアプリを Off にするかですが、「モバイルデータ通信」のアプリ一覧では通信量が表示されているので、これを参考に通信量が多いアプリを Off にすると良いでしょう。極端なことを言えば、全て Off にして出先で困ったら、On にする方針でも良いかもしれません。
3.「au サポートアプリ」で今月の通信量を確認
上記を実践していくと、日々の通信量が気になります。そこで、「au サポートアプリ」で、通信量を確認します。
当月の通信量はもちろんのこと、直近 4 日間の通信量が確認できるので、これを見てどれくらい削減できているのかが分かります。節約当初は、グッと減ったのが嬉しくて毎日確認してました :)
さいごに
LTE 通信量を削減する方法を見てきました。これを始めて一ヶ月半ほどですが、無理に我慢しているわけでも無いので、特に困っていないです。アプリのモバイルデータ通信は簡単に On にできるので、必要があれば変更すれば ok です。
節約の一歩は、LTE 通信量の把握からです。まずは、自分がどれくらい使っているか確認してみると良いでしょう。