2024/12/23 にお馴染み PIO で開催された PHP カンファレンス 2024 にて、「PHP ユーザのための OpenTelemetry 入門」を発表してきました。
発表資料
PHP アプリケーションを OpenTelemetry で計装するための第一歩として、オブザーバリティやテレメトリデータなどの用語や OpenTelemetry について、そして PHP アプリケーションへの組み込みについてお話ししました。
はじめて OpenTelemetry を知る人にとっては用語など聞き馴染みが無いかもと思い、解説を入れつつだったので 25 分におさめるために苦心しました。OpenTelemetry については特に仕組み周りでネタがあるので機会があればお話ししたいです。
OpenTelemetry やオブザーバビリティに関心を持っていただく機会になれば嬉しいです。
セッションに参加していただいた皆さんありがとうございました。
Together: https://togetter.com/li/2484571
発表した内容を気軽に雑談する楽しさ
発表が終わった後に会場で雑談することはよくあるのですが、今回は OpenTelemetry に関心を持っている人が多かったのか、ご自身のプロジェクトへの適用を想定した質問を何度かいただきました。適用したいケースや背景はそれぞれで、意見交換したり、一緒に適用方法を考えたりと、とても楽しい時間でした。このように発表した内容について気軽に雑談できるというのはやっぱりオフラインイベントでの醍醐味ですね。
自分用のメモですが、ざっくり下記のような内容でした。
- アプリケーションへの適用
- Datadog や New Relic との併用
- 独自仕様か OpenTelemetry 仕様か
- 自動計装の仕組み
求人パンフに技術課題を記載
#phpcon スポンサーさんのパンフ見てると色々な表現があって面白い。個人的には抱えてる技術課題が書かれているものに興味を惹かれた。外から見ると(特に名前の通った会社だと)自分が行ってできることがあるのかなと見えてしまいがちだけど、こうして具体的な課題があるとイメージしやすい。 pic.twitter.com/f4g0V9oBnh
— Masashi Shinbara (@shin1x1) 2024年12月22日
Post のとおりなのですが、このようなパンフを見ると、抱えている課題はもちろんのこと、開発チームの具体的な方向性や自分が入社した時に取り組む内容がイメージできて、身近に感じれられそうです。(面談や面接の際の共通の話題にもなりますしね。)
さいごに
PIO での PHP カンファレンスは慣れ親しんだ場所であり、同窓会的に久しぶりの方とも初めましての人とも気軽に話せる良いイベントでした。こうしたイベントが毎年行われているのは、スタッフの皆さんのおかげであり、本当にありがたいことです。今年も素晴らしいイベントをありがとうございました!