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Shin x Blog

PHPをメインにWebシステムを開発してます。Webシステム開発チームの技術サポートも行っています。

ここを気をつけるともっと良くなる勉強会の発表

勉強会や技術系のイベントで色々な発表を聞いていると、せっかく勇気を出して壇上に立ったのに、ちょっとしたことでもったいなあと感じることがあります。これは特に、発表に慣れてない人に多く感じます。

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本エントリでは、大いなる自戒を込めて、発表慣れていない人へこの辺を気をつけるともっと良くなるよ、というポイントを挙げてみます。

なお、下記のポイントは、発表慣れている人や意図してやっている人はスルーして下さい :)

1. 自己紹介が長い

LT の時に感じるのですが、発表時間が 5 分しかないのに、自己紹介に時間をかけるケースがあります。自分が何者か伝えるのは大切ですが、自己紹介より発表内容が大事です。また、聞いている側からすると数多くの発表者の中の一人なので、よほどインパクトがある自己紹介でないと、あまり覚えていなかったりします。(それより内容の方が記憶に残りやすい。)

やはり内容が大事で、そこが聞きたいところなので、自己紹介はさらっと言って、本題に入るようにしましょう。

自己紹介でアイスブレイクをやる場合もあると思いますが、それは慣れてからで。

2. 言い訳や自己卑下を入れる

発表の冒頭に「さっき資料作りました」とか「昨日徹夜で作ってきました」などのエクスキューズを入れる場面があります。

忙しい最中、時間を割いて作ってきたのは分かるのですが、聞く側にとっては関係無い話です。発表の枕としてこうしたエピソードを軽く入れる方法もありますが、発表がダメな場合の予防線を張っているようにも感じられます。

他にも、話す前から「この発表は面白くないですよ」と言ったり、自分が作ったものを紹介する時に「これはつまらないものです」と言うなどもあります。謙遜もあると思うのですが、話し始めで、いきなりネガティブなことを言われてると「別にそんなこと言わなくていいのに」と感じてしまいます。

せっかく話す場に立っているのですから、堂々と自信を持って話しましょう。その場では、みんながあなたの話を聞いているのです。

3. 技術と関係の無いネタを入れる

発表内容とは関係の無いネタ(例えば、アニメやマンガ、ゲームなど)を散りばめたり、そこを押してこられると、元ネタを知らないとさっぱり分かりません。発表内容をより伝えるアクセントとして使うのは良いですが、コンテキストが共有できていないものはなかなか伝わりづらいですね。

おそらく、これは過去にうまくやっている人を見て、取り込んでいる人が多いと思うのですが、こういうのを効果的に使うのは案外難しいですし、入れる必要も無いので、あえて入れなくて良いでしょう。

4. 無理に笑いを取ろうとする

うまいユーモアを交えて場を盛り上げる発表は楽しいものです。発表ネタを練りに練って、話の展開や技術ネタで笑わせられるのは、すごいなあと感心させられます。

ただ、発表を聞いている見ず知らずの人に笑ってもらうのはなかなか難しいです。さらに、3. で言及したように、笑わせようとして内容と関係の無いネタを持ってきても、やはり上手くいきません。(知らないと笑えない)

私の経験だと、笑わせようとネタを仕込んで、全く受けないと発表者自身にダメージが来ます><

技術系の勉強会は、やはり技術やそれに纏わる話が本道です。そこに笑いあればもちろん良いですが、必須なわけではありません。その場で盛り上がったけど、後で Twitter や blog を見ると反応もまばら、方や淡々と進めた発表の方がちゃんと伝わっていて好評だったということもあります。

笑いのことは一切気にせずに、しっかり発表内容にフォーカスしましょう。

5. 何を伝えたいか分かりにくい

発表を聞いても「色々話していたけど、何を伝えたかったんだろ?」と感じてしまう場合があります。

これには発表で聞いている人に伝えたいことを決めておくと良いです。あまり欲張らず、5 分 LT なら、1 つで十分です。

ベタですが、最後のスライドにこのメッセージを書いておいて、それで最後を締めると分かりやすいです。

メッセージをゴールとして、動機、背景、検証、結果、考察などを組み立てていくと発表に流れができて構築しやすくなります。こうした流れがあると発表する際も流れに沿って進めれば良いですし、聞く側も理解しやすくなります。

さいごに

発表を聞いていて、ここを直したら、もっと良いのになあと感じたポイントを挙げてみました。

これらのポイントは、全て私自身もやらかしてきたことばかりです。直そうと思ってやらなくなったものもあれば、未だにやってしまうものもあります。上手い人の発表を見ると、自分もあういう風にしたいと思うでしょう。しかし、表面的に真似ても上手くいかないことが多いですし、うまくやるにはそれなりの準備や経験が必要になります。

第一歩目としては「伝えたいことを明確にして、それをしっかり伝える」ということだけに集中するのが良いですね。